でんき予報というのがありまして、予想最大電力、需要ピーク時供給力、需要ピーク時使用率を予想するんですが、数値をみると、今の発電能力で充分電気はまかなえるんですね。例えば私が住んでいる地域のでんき予報のページを出してみると（タイトルクリックしてね）、
余裕ぶちかましているのが一目瞭然。これ、原発停まってる状態でですよ。忌野清志郎が歌っている通り、電力は余っているんですよ。え？北陸には東京や大阪みたいな大都市がない？じゃあ他の地域のでんき予報も出しましょうか。
電力需給のお知らせ [関西エリア] | 関西電力送配電株式会社
でんき予報｜東京電力パワーグリッド株式会社｜東京電力ホールディングス株式会社
どこを見ても需要に対応できるだけの発電力があるんですよ。原発がなくてもね。じゃあ何で原発つくったの？このページをご覧ください。
まあ、将来枯渇するであろう化石燃料の代替として挙げられたんでしょうが、日本は地震立国、活断層がいたるところにあるし、４つのプレートの上に乗っかっているのもある。福島で明らかになった通り、他の地域でも巨大地震が起これば（今、南海トラフ地震が危惧されてますよね）、原発も無事ではすまないだろう。たとえ停止していようとも、建屋の中には放射性物質があるわけだし、建屋にひびでも入ろうもんなら、放射線が漏れるのは火を見るよりも明らかなんだから。もし、南海トラフクラスの地震が起きたら、太平洋側にある原発にも被害がおよび、その近隣には人が住めなくなることは容易に想像できる。故に、今ある原発は全て廃炉にして、解体した方が将来の日本にとってよいのではないだろうか。廃炉が早いか、地震がくるのが早いかではあるけど。
