スミぱんのひとりごと・・・パート2

ダイアリノートの続きです

原子力に変わるか?メタンハイドレート

メタンハイドレートって何?
メタンハイドレートとはその名の通り、天然ガスの主成分でエネルギー資源である「メタンガス」が水分子と結びつくことでできた、氷状の物質です。火を近づけると燃えるため、「燃える氷」とも呼ばれます。

どこにあるの?
日本近海で2ヶ所確認されていて、1つは太平洋側で三重県志摩半島沖、もう1つは日本海側で新潟県上越沖から石川県の能登半島までの海域です。

なぜ実用化しないのか?
2011/08/16 ニコニコニュース オリジナルより
独立総合研究所社長の青山繁晴氏が当時の資源エネルギー庁長官や石油会社の所長に尋ねたところ、「命に関わりますよ」という答えが返ってきたという。
「日本が敗戦国で輸入国であることによって世界の秩序ができているのだから、それを壊すことはできない。500億円を開発に注ぎ込んだ太平洋側からも、(メタンハイドレートがあるのは確実なのに)何も出てこなかった。(そのことが)国会で一度も追及されたことはない。メディアに書かれたこともない。これが日本なんですよ。『資源がない国』でなければならない。『敗戦国』でなければならない。『あなたのようにそれを変えようとすると大変なことが起きますよ』と言われた」

既存のエネルギー源に固執する業界の抵抗があるのは確実だと言えよう。韓国とアメリカが裏で手を握っていそうだし、北方四島を手にしたロシアとか、東シナ海の覇権を虎視眈々と狙っている中国もいる。実際東シナ海天然ガス掘ってるし。

今はどうなっているのか
独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構のレポートがあります。

メタンハイドレート研究開発の総括成果報告書とフェーズ4実行計画の公表|JOGMEC石油・天然ガス資源情報ウェブサイト

ぜひとも日本主導での実用化に至って欲しいものです。再生可能エネルギーへのつなぎでもいいから。