ども、カフェイン取らないと頭がシャキッとしないスミぱん(カメ)です。>挨拶
この大雪の中、自販機まで行ってきましたよ。
さて、今日は病棟にいた人について書くつもりです。先日、NHKEテレで
「精神科病院に長期入院していること」について放送してましたが、ご覧に
なったでしょうか。私は、眠いのを我慢して観ました。だって、「3月のライオン」を
録画していたので、録画できなかったからです。(^^;)
それでは、どんな人がいるかというと・・・
・ご高齢の方(見た限り普通)
・知的障害と思われる方(親に一生入ってろと言われた)
・いかにも症状が出ている方
・見た限りどこが病気?という方
この4種類に分けられます。
Eテレでもやってたんですが、「本当に入院が必要な人は40人に2人」と
言っていた医者がいましたが、まさにその通りですね。症状が出ている人に
ついては、入院加療しなければならない状態であれば、入院する必要が
あると思いますが、後の症状が落ち着いている人は入院の可能性はないと
思ってます。
では、なぜ看護師から「住んでる」とまで言われるくらい、長期入院を
してるかというと、「退院しても受け皿がない」んですよね。あと、周囲の
無理解もあると思います。いまだに「精神を病んでる人は隔離しなければならない」と
いった風潮があるみたいで、私の通っている病院でもベッドはほとんど埋まって
ましたね。
これ、明らかに差別と人権の侵害だと思いません? これ書いてる今でも
彼らは病棟に閉じ込められて、たまに外出するときには許可を得ないと
いけない、という状況です。私も、プラモの雑誌を買いに行く時には許可を得て、
往復1時間かけて買いに行ったものです(外出はできれば1時間以内)。
私も、病状が収まったら、「出せ~」と主張した派で、とりあえず、実家で
過ごして、それでも大丈夫なら一人暮らししていいよ、という事だったので、
とにかく、早くネットがしたくて頑張りました。私の場合は、「実家」と
いう「受け皿」があったのが幸いでした。それでも、最初は1ヶ月で出られると
言われてたのがずるずると3ヶ月いる羽目になったのは辛かったです。
こうやって入院が長引くんだなあと今になって思う次第です。
外来患者に対しては、デイケアとか作業所紹介というサービスをしていますが、
長期入院患者に対しては、もうほとんど放置状態ですね。彼らもそれで
満足しているのかどうか分からないですが。なんせ、症状が収まれば、
三食昼寝つきというある意味では快適?な生活ですもんね。
さて、明日は何を書こうかな。
今日はこれまで。